国の健康保険制度以外に民間の保険会社が出している「医療保険」という商品があります。
突然の病気、怪我で治療、入院などに備えて加入を検討している方は多いかと思います。
そんな医療保険のメリット・デメリットについて紹介していきます
医療保険のメリット
・様々な病気の備えとなる
特定の病気やケガだけしか保障しない保険に加入し、
いざという時に給付金が出ないということにならないために、
幅広い病気やケガを保障する医療保険を選択しておくことは
将来の不安に対するリスク対策としてとても有効になります
・まとまったお金を受け取ることができる
病気やケガはお金が貯まるまで待ってはくれず、突然やってきます。
加入しておけば、万が一のことがあった場合、
すぐに加入したコースやプランに応じた給付金額を受け取ることができますので、
いつやってくるのか分からない病気やけがに対して安心して備えることが可能です
・保険料を抑えることができる
健康状態や年齢にもよりますが、
毎月の保険料(掛け金)が3000~4000円で済むものがあったりします。
支払った保険料が戻ってこないタイプの商品を探すことによって、
保障を一生涯持ちつつも、毎月のお支払いを安くすませるということも可能です。
・年末調整で控除を受けることができる
毎年の年末調整や年明けの確定申告で生命保険料控除を受けることができます。
生命保険料控除とは、その年に保険契約者の方が支払った保険料のうち、
一定額が所得金額から差し引かれ、所得税や住民税が軽減されるという仕組みです
医療保険のデメリット
・毎月の出費が掛かる
保険料が安い商品を選んだとしても現実的に毎月の出費が増えてしまいますので、
「生活がギリギリ過ぎて、2000円の保険も入れない」
という方は新規に医療保険に加入することは厳しいのかもしれません。
そういう方はまず生活全般にかかる費用の見直しをしましょう
・加入できない場合がある
医療保険は誰でも加入することができるわけではなく、
加入する為には健康に関する告知が必要となります。
もしあなたが今まで一度も病気をしたことがないのであればよいのですが、
すでに大病の経験があったり、健康診断で再検査の指摘を受けている場合などは、
加入することができない場合もあります。
・商品の種類が多く、自分にあった商品を探すのが大変
最近では先進医療など新しい治療技術の登場により医療保険自体も進歩しており、
自身にあっているのか判断がつかずに
面倒になってしまったという方も少なくないでしょう。
ただ、更新のタイミングで毎月の保険料が高くなってしまったり、
選べる商品自体も少なくなってしまったりする可能性もあります
保険の加入や見直しを考えることは腰が重い事かもしれませんが、
いざというときにしっかりと頼りになる医療保険に加入できるように検討をしましょう。
終わりに
医療保険のメリット・デメリットについて紹介してきました。
いつ怪我や病気になるかわからないため、
加入しておくことで安心して私生活を送れるかと思います。
ただ、必要以上の保険料を支払い、生活が苦しくならないようよく検討が必要です。